昭和の名囲碁棋士、高川秀格先生が好んだ言葉で「流水不争先」(りゅうすいさきをあらそわず)というのがあります。川の水は争うことなく自然に低いところへ流れ、やがて海に流れ着きます。人もまた、それぞれのペースで進めばよいという意味だそうです。高木秀格先生の棋風は「急がず、争わず、自然な流れを重んじる」これで勝負に勝ってしまうわけです。私も見習いたいです。